軽貨物はやめとけと言われる理由【現役ドライバーが語る5つのデメリット】

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軽貨物はやめとけと言われる理由【現役ドライバーが語る5つのデメリット】

📅最終更新: 2026年4月3日

「軽貨物で独立しようか考えている」と周囲に話すと、「やめとけ」と言われた経験がある人は少なくないようです。実際に始めて後悔した人がいる一方で、うまくいっている人もいます。本記事では、現実のデメリットを正直に並べた上で、それでも向いている人の特徴を整理します。

デメリット1:体力的なきつさは想像以上

軽貨物ドライバーの1日を具体的に見ると、その体力消耗がわかります。

  • 朝8時に営業所で荷物を積み込み(100〜150個を台車で積む)
  • 9〜18時ごろまで配達(1件ごとに荷物を降ろす・再配達対応)
  • 夕方に不在票ポスト・再配達の対応
  • 18〜19時ごろ営業所に戻って伝票整理

気温35度を超える夏の炎天下でも、雨で視界が悪い台風の日でも、基本的には配達を続けます。「体を動かすのが好き」と思っていた人でも、3ヶ月を過ぎると体の疲れの蓄積を感じ始めるという声は珍しくありません。30代後半〜40代で始める場合は特に注意が必要です。

デメリット2:収入が不安定

軽貨物ドライバーの収入は、稼働日数×配達個数×単価で決まります。どれかが下がれば収入は落ちます。

  • 繁忙期(12月・1月):案件が溢れ、稼ぎやすい
  • 閑散期(2〜3月):案件が20〜30%減少するケースも
  • 台風・大雪:配達不能になる日があり、その日は収入がゼロ
  • 体調不良:個人事業主は休んだ日の収入が出ない

月収が20万円ある月もあれば、12万円にとどまる月もある。この波を平均して「年収250〜300万円」程度になるドライバーが多いです。家族を養っている場合、この不安定さが精神的な負担になります。

デメリット3:ガソリン高騰が直撃する

2024〜2025年にかけてガソリン価格は175〜185円/Lで推移しています。1日150km走るドライバーなら、月間走行距離は3,000〜4,000kmになります。

燃費12km/Lの車で3,500km走った場合のガソリン代:
3,500÷12×180円 = 約52,500円/月

売上の中からガソリン代だけで5万円以上が消えることになります。補助金の廃止・原油価格の変動によってこのコストはさらに増える可能性があります。

デメリット4:荷物事故のリスクと賠償責任

配達中に荷物を破損・紛失した場合、個人事業主は自己責任です。委託先の運送会社が補填してくれるケースもありますが、過失割合によってはドライバー自身が弁償しなければならないことがあります。

高額商品(家電・美術品・精密機器)の配達を担当する場合は特にリスクが高く、荷物賠償保険への加入(月額2,000〜5,000円程度)が実質的に必要です。

デメリット5:社会保険がなく保障が薄い

会社員との最大の違いのひとつが社会保険です。個人事業主になると、以下を自己負担する必要があります。

  • 国民健康保険:前年所得によって変わるが、年収300万円なら月1.5〜2万円程度
  • 国民年金:月16,980円(2026年度)

合計で月3〜4万円の追加負担です。会社員時代の手取りと比較する際は、この社会保険費用の差額も考慮してください。

それでも向いている人の特徴

デメリットを理解した上で「それでもやってみたい」という人には、以下の特徴がある人が多いです。

  • 一人で作業することが好きで、上司・同僚のストレスを感じたくない
  • 体を動かすことが苦にならず、デスクワークより屋外作業が向いている
  • 自分のペースでスケジュールを組みたい
  • 副業や兼業として収入の柱を増やしたい
  • 将来的に車両を複数台持って「運送会社」として法人化を目指している

後悔しない始め方

いきなり専業で独立するより、副業・週末稼働から試すのが後悔しないための現実的なアプローチです。3ヶ月試して「向いている」と確認してから専業に切り替える判断をしても遅くはありません。


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まとめ

「やめとけ」と言われる理由は、体力・収入不安定・コスト増・リスク・保障の薄さという5つのデメリットに集約されます。これらは全員に当てはまるわけではなく、ライフスタイルと優先事項次第では許容できるものです。現実を理解した上で、まず副業として試してから判断することが、後悔しない開業への近道です。


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軽貨物開業ナビ 編集部

軽貨物ドライバーとして独立した経験をもとに、開業・稼ぎ方・節税まで実体験ベースで情報発信。「稼げない現実」も正直に書くメディアです。

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